新型コロナの影響で、海外競馬への遠征がないため、豪華メンバーが揃い、何年振りかのフルゲートによるドリームレースとなりました。
1番人気は、⑤番サートゥルナーリアです。
有馬記念でリスグラシューの2着、前走の金鯱賞はまったく危な気なく完勝でした。
但し、その楽なレースが気になります。
宝塚記念は、上がりの最速タイムが毎年のように35秒台となるスタミナ消耗戦となり、軽い競馬からの対応がマイナス要因と考えます。
有馬記念の2着の好走も、あのアーモンドアイも大失速したほどの追込み競馬になり、最後方にいたワールドプレミアが3着、この馬も3コーナー13番手からの追込みでした。
まあ、消すまではいきませんが、2番人気の⑪番ラッキーライラックの方が信頼度は高いと考えます。
宝塚記念は、夏場という季節性と2キロ差という斤量面から牝馬が強いレースです。
もう1頭の牝馬⑯番クロノジェネシスも期待できますが、タフなレースということか、ここ5年連続5歳馬が勝っているように、円熟期を迎えたラッキーライラックを上位に評価します。
夢の万券ゲット馬としては、「穴は天皇賞からの巻き返し組」というお宝データから、まずは⑫番モズベッロに期待してみます。
条件クラスから重賞レースを格上げ挑戦で快勝、前走は初となるGⅠでしたが折り合いを欠いて0.9秒差7着。
成長している4歳馬、ディープブリランテ産駒で、渋り加減の馬場もプラス材料だと考えます。
もう1頭は、天皇賞で5着だった①番トーセンカンビーナ。
追込み脚質で、展開の助けがないと正直厳しいとは思いますが、阪神大章典で最速の上り35.8秒で2着へ突っ込んできています。
このコースを得意としていますし、この枠順で、最内枠の経済コースで死んだふりから馬券圏内への一発に期待します。
その他では、ダービー,神戸新聞杯から勝ち星からは遠ざかっていますが、掲示板は外していない⑦番ワグネリアン。
渋った馬場の方が瞬発力勝負より分があり、現に昨年の重馬場でのジャパンカップでは最後の伸び脚が目立っていました。
馬券のまとめ
ABC=XYZ作戦で
① =⑤⑪⑯
⑦=⑤⑪⑯
⑫=⑤⑪⑯
の馬単マルチ
① →⑤⑦⑪⑫⑯
⑦→⑤⑪⑫⑯
⑫→⑤⑪⑯
の3連複
で、上半期の締めくくりをはかりたいと思います。